マテリアルフロー

 YKK APは、自然資源としてアルミニウムの採掘原料のほか、石油資源のプラスチック類や木質原材料を使っています。建材事業では、原材料の環境負荷が大きいため、市中アルミスクラップや製造所内のリターン材、木粉などの市場のリサイクル材を投入することにより、環境負荷の低減に努めています。

YKK APグループ(国内+海外製造拠点)

  • 対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日
マテリアルフロー表
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  国内 海外 合計
材料調達 製造 アルミ(t) 115,526 32,797 148,322
木質(t) 9,824 0 9,824
プラ(t) 23,309 6,960 30,268
INPUT 製造 電気(千kWh) 346,184 110,509 456,693
A重油(kl) 9,011 0 9,011
C重油(kl) 0 358 358
灯油(kl) 6,982 0 6,982
軽油(kl) 713 366 1,079
ガソリン(kl) 30 25 55
LPG(t) 6,292 171 6,463
LNG(t) 0 1,043 1,043
都市ガス(千m3 3,728 0 3,728
天然ガス(千m3 0 8,131 8,131
木材(t) 2,331 0 2,331
用水(千m3 7,662 623 8,285
物流 燃料(軽油)(kL) 18,011 5,625 23,635
OUTPUT 製造 CO2(t) 216,839 68,572 285,411
HCFC・HFC(t-CO2e) 287 0 287
NOx(t) 53 8 61
SOx(t) 6 5 11
BOD(t) 28 10 39
COD(t) 8 17 25
排水量(千m3 5,878 569 6,448
排出物量(t) 81,698 14,646 96,344
有価物+再資源化廃棄物量(t) 81,698 12,863 94,561
(再資源化率)(%) 100.0% 87.8% 98.1%
物流 CO2(t) 46,558 14,540 61,098
NOx(t) 330 103 433
2023年度増減要因

材料調達:アルミリサイクル率向上によりアルミ新地金調達量は削減しています。
INPUT:省エネの取り組みにより、エネルギー使用量は減少しています。
OUTPUT:創エネや再エネ調達の取り組みにより、CO2排出量は前年から削減しています。

用語の定義

地球温暖化防止(エネルギー)

温室効果ガス排出量

2023年度 サプライチェーン全体のCO2排出フロー(YKK APグループ(国内+海外製造拠点))
2023年度 サプライチェーン全体のCO2排出内訳※1(YKK APグループ(国内+海外製造拠点))

(単位:千t-CO2

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  国内 海外 合計
スコープ1:直接排出 70.7 21.4 92.0
スコープ2:電気使用による排出 146.2 47.3 193.4
スコープ3 購入した製品・サービス 1,067.9 350.2 1,418.1
資本財 135.4 48.8 184.2
エネルギー関連活動 25.9 5.0 30.9
輸送・配送(上流) 34.7 9.2 43.9
事業から出る廃棄物 0.5 1.1 1.5
出張 5.1 0.3 5.3
雇用者の通勤 13.0 0.4 13.4
リース資産(上流) 0.0 0.0 0.0
輸送・配送(下流) 1.1 5.2 6.2
販売した製品の加工 13.2 1.7 14.9
販売した製品の使用 0.0 0.0 0.0
販売した製品の廃棄 6.8 2.0 8.7
リース資産(下流) 0.0 0.0 0.0
フランチャイズ 0.0 0.0 0.0
投資 0.0 0.0 0.0
スコープ3計 1,303.5 423.8 1,727.3
スコープ1+2+3計 1,520.4 492.4 2,012.8

※1 後述の「YKKグループ GHG排出量算定・報告ガイドライン」および「スコープ3算定方法」に基づき算出。

自社CO2排出量と売上高原単位推移(YKK APグループ(国内+海外製造拠点))※2

創エネ、再エネ調達の取り組みにより前年より削減しました。

※2 後述の「YKKグループ GHG排出量算定・報告ガイドライン」に基づき算出
    原単位は売上高当たりのCO2排出量

物流

データ収集精度の向上と物流最適化を目的に物流見える化システムを導入してデータ収集方法と係数の見直しを行ったため原単位が悪化しました。

※3 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」の特定荷主の計算方式に基づき算出。

エネルギー使用量

エネルギー使用量と原単位推移(国内)

2023年度のエネルギー原単位は2013年度比22%削減となりました。
生産効率の向上、省エネ投資、運用改善を実施しました。

※4 出荷高当たりのエネルギー使用量。

※5 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」の原油換算係数を使用。
    2023年度は省エネ法改正前後の係数を用いて算出

2023年度 エネルギー使用量内訳
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  単位 国内 海外 合計
  総電力量 GWh 346.18 110.51 456.69
うち再生可能エネルギー量(再エネ率) GWh 51.86(15%) 22.62(20%) 74.47(16%)
うち自家発電量 GWh 3.03 6.49 9.52
A重油 千kL 9.01 0 9.01
C重油 千kL 0 0.36 0.36
灯油 千kL 6.98 0 6.98
都市ガス 千m3 3,728 0 3,728
天然ガス 千m3 0 8,131 8,131
LNG 千t 0 1.04 1.04
LPG 千t 6.29 0.17 6.46
軽油 千kL 0.71 0.37 1.08
ガソリン 千kL 0.03 0.02 0.05
木材 千t 2.33 0 2.33
エネルギー計(原油換算) 千kL 106.47 34.31 140.77

環境パフォーマンスデータ

エネルギー種別使用量の推移(YKK AP国内・海外拠点)

A重油などの液体燃料から気体燃料への転換を進めています。

総電力

総電力

燃料合計(熱量換算)

燃料合計(熱量換算)

A重油

A重油

C重油

C重油

灯油

灯油

都市ガス

都市ガス

天然ガス

天然ガス

LNG

LNG

LPG

LPG

軽油

軽油

ガソリン

ガソリン

木材

木材

※改正省エネ法に伴い非化石燃料の追加

大気(YKK AP国内・海外主要生産拠点)

ばいじん、窒素酸化物については国内海外の関連設備からの排出を測定しています。それぞれの地域ごとの規制(海外の基準は法規制のみ標記)を把握し、分析結果より自主管理基準※6を設けて早期の異常把握に努めています。

※6 自主管理基準値=Ave±2σ(Ave:平均値、σ:標準偏差)

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施設 工場 ばいじん(g/Nm3 窒素酸化物(ppm)
国排出
基準
市・町
協定値
自主排出
基準
2023年度
測定最大値
判定 国排出
基準
市・町
協定値
自主排出
基準
2023年度
測定最大値
判定
ボイラー 東北 0.25 0.20 0.06 0.005 230 230 90 85
黒部 - - 0.28 0.01未満 - - 175 100
四国 0.10 - 0.01 0.0038 150 - 75 58
九州 0.30 0.10 0.006 0.005未満 - 150 75 30
タンゲラン
(インドネシア)
- - - - 1000 - 9
深セン
(中国)
- - - - 120 100 14
鋳造溶解炉 東北 0.30 0.10 0.05 0.014 200 200 65 57
黒部 0.20 - 0.15 0.03 180 - 90 74
四国 0.20 - 0.02 0.0045 200 - 150 130
九州 0.20 0.30 0.03 0.01未満 180 170 85 41
タンゲラン
(インドネシア)
350 - 3 - 1000 - 21
鋳造調質炉 東北 0.25 - 0.001 0.001 160 160 140 100
鋳造均熱炉 黒部 0.20 - 0.13 0.01未満 180 - 140 67
四国 0.20 - 0.02 0.0022 180 - 150 71
九州 0.20 0.01 0.006 0.005未満 150 150 100 58
深セン
(中国)
120 100 0 120 100 15
押出熱処理炉 東北 0.25 - 0.000 0.001未満 180 180 65 34
黒部 0.20 - 0.10 0.04未満 180 - 90 57
四国 0.20 - 0.02 0.017 180 - 75 42
九州 0.20〜
0.25
0.03 0.012 0.01未満 180 150 45〜60 50
表面処理乾燥炉 東北 0.25 - 0.003 0.001未満 230 230 55 34
黒部 0.20 - 0.10 0.01未満 230 - 50 36
四国 0.20 - 0.02 0.01 230 - 75 37
九州 0.20 0.01 0.008 0.005未満 - 150 45 32
タンゲラン
(インドネシア)
350 - 13 1000 - 8

水質(YKK AP国内・海外主要生産拠点)

水質については国内海外の拠点からの排水を測定しています。それぞれの地域ごとの規制(海外の基準は法規制のみ標記)を把握し、分析結果より自主管理基準※6を設けて早期の異常把握に努めています。

※6 自主管理基準値=Ave±2σ(Ave:平均値、σ:標準偏差)

単位:mg/L(pH除く)

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項目 工場 国排水基準 都道府県
排水基準
市・町協定値 自主管理基準 2023年度
測定最大値
判定
pH 東北 5.8~8.6※7 5.8~8.6※7 6.5~8.5 6.6~8.1 最小:6.7
最大:8.1
埼玉窓 5.8~8.6※7 5.8~8.6※7 - 6.1~8.3 最小:7.0
最大:7.9
黒部 5.8~8.6※7 5.8~8.6※7 5.8~8.6 6.0~8.4 最小:6.8
最大:7.8
四国 5.8~8.6※7 5.8~8.6※7 - 6.0~8.4 最小:6.7
最大:7.7
九州 5.0~9.0※8 5.0~9.0※8 5.8~8.6 6.3~8.1 最小:6.7
最大:7.3
ダブリン
(アメリカ)
6.0~9.0※7 6.0~9.0 最小:6.4
最大:7.4
深セン
(中国)
6.0~9.0※8 6.0~9.0 最小:6.9
最大:7.4
タンゲラン
(インドネシア)
6.0~9.0※7 6.0~9.0 最小:7.0
最大:8.0
BOD 東北 120※7 120 20 7.5 12.0
埼玉窓 120※7 20 - 3.4 2.2
黒部 120※7 15 15 5 3.6
四国 120※7 30 - 20 20.0
ダブリン
(アメリカ)
300※7 150 51.3
COD 九州 120※8 20 20 15 12.2
深セン
(中国)
160※8 100 78.5
浮遊物質 東北 150 150 20 3.0 5.4
埼玉窓 150 50 - 6.0 4.8
黒部 150 120 50 10 14.0
四国 150 25 - 5 3.0
九州 150 20 20 8 2.0
ダブリン
(アメリカ)
310 93 11.0
深セン
(中国)
60 30 5.9
タンゲラン
(インドネシア)
20 4.9 2.3
油分 東北 5 5 2 1 1.0未満
黒部 5 - 3 0.5未満 0.5未満
四国 5 3 - 2 1.0
九州 5 5 5 1 1.0
ダブリン
(アメリカ)
85.3 8.5 0.0
シアン 黒部 1 - - 0.5未満 0.01未満
ダブリン
(アメリカ)
0.2 0.5未満 0.0
タンゲラン
(インドネシア)
0.2 0.5未満 0.0
窒素 埼玉窓 - 120 - 40 53.5
四国 - 60 - 25 17.0
九州 - 60 - 30 2420
深セン
(中国)
30 15 7.2
リン 埼玉窓 - 16 - 2 9.4
四国 - 8 - 0.8 0.05
九州 - 8 - 0.5 0.03
深セン
(中国)
2 0.5 0.0
六価クロム 黒部 0.5 - 0.1 0.02未満 0.02未満
タンゲラン
(インドネシア)
0.1 0.01 0.0

※7:河川へ放流する場合の基準

※8:海域へ放流する場合の基準

騒音(YKK AP国内・海外主要生産拠点)

騒音については各拠点定められた敷地境界で測定しています。法規制や協定のない工場でも定期的な測定を行っており地域への負荷を監視しています。

単位:db

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工場 区分 国・都道府県
基準
市・町公害防止協定 自主基準 2023年度
測定最大値
判定
東北 昼間(8:00~19:00) - 60 60 54.4
東北 朝(6:00~8:00)
夕(19:00~22:00)
- 55 55 54.4
東北 夜間(22:00~6:00) - 50 50 49.8
黒部 昼間(8:00~19:00) 70 60 59 53.5
黒部 朝(6:00~8:00)
夕(19:00~22:00)
65 55 54 52.1
黒部 夜間(22:00~6:00) 63 50 49 48.5
四国 昼間(8:00~19:00) 70 70 65 63.0
四国 朝(6:00~8:00)
夕(19:00~22:00)
65 65 60 60.0
四国 夜間(22:00~6:00) 60 60 55 55.0
深セン
(中国)
昼間(8:00~20:00) 60 60 58.0
深セン
(中国)
夜間(20:00~8:00) 50 50 47.8
タンゲラン
(インドネシア)
全日(0:00~24:00) 73 - 64.0

ダイオキシン(YKK AP国内主要生産拠点)

ダイオキシン類はアルミ溶解炉が対象設備となっています。今年度も排出基準を大きく下回る結果となっており今後も適正に管理していきます。

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施設 工場 大気(単位:ng/TEQ/m2N) 判定 水質(単位:pg/TEQ/m3N) 判定
排出基準 2023年度測定最大値 排出基準 2023年度測定最大値
アルミ溶解炉 東北 5 0 - - -
黒部 5 0.028 10 - -
四国 5 0.0024 - - -
九州 5 0.010 - - -

算出条件

国内YKKグループ GHG排出量算定・報告ガイドライン

 国内YKKグループの温室効果ガスを適切に算定・報告するためのガイドラインであり、JVETSガイドライン(自主参加型国内排出量取引制度 モニタリング・報告ガイドラインVer.4.2 2010.10.5 公表)の考え方に基づいて算定しますが、単位発熱量・排出係数等については「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律」(以下、省エネ法という)の値を用いて算定する。
 国内YKKグループのGHG算定ルールとして、次のことを定める。

1. YKKグループの事業・拠点概要を事業概要一覧表に記入する。

2. 拠点別算定概要一覧表に算定対象範囲、算定報告書作成者、活動の種類、少量排出源を記入する。

3. それぞれの拠点ごとに算定報告書を作成する。
  CO2排出量は、以下の式で算定する。

3.1 燃料の使用
  CO2排出量(t-CO2)=燃料使用量(単位)×単位発熱量(GJ/単位)×排出係数(t-C/GJ)×44/12

3.2 電気事業者から供給された電気の使用
  CO2排出量(t-CO2)=電気使用量(kWh)×排出係数(t-CO2/kWh)

3.3 熱供給事業者から供給された熱(温水・冷水)の使用
  CO2排出量(t-CO2)=使用量(GJ)×排出係数(t-CO2/GJ)

3.4 廃棄物燃料(廃油から製造される燃料油)の使用
  CO2排出量(t-CO2)=使用量(kl)×排出係数(t-CO2/kl)

3.5 工業プロセスに伴う排出
  CO2排出量(t-CO2)=使用量(t)×排出係数(t-CO2/t)

排出源 算定年度に実態のあった拠点・設備(休止含む)は、すべて算定対象として記入する。
排出源は、単体設備ごとに排出源No.を附する。ただし、工業プロセスボンベ・CO2消火器は、ユニット・エリアごとで排出源No.を附する。構内車両は、燃料種ごとにひとつの排出源No.を附する。
活動量 購買伝票の活動量は切捨て・丸めなどを行わないで、そのままの値を使用する。ただし、燃料(単位:L,kg)に限り、帳票システムで小数第2位を丸めた場合にはこの値を使用できる。
各拠点のCO2排出量をYKKグループ全体で合算し、その結果を小数点以下で切り捨てる。
営業拠点の活動量 活動量が把握できないところは、料金から換算して活動量を算定してもよいこととし、換算する単価は全国平均単価を使用する。
燃料 燃料の単位発熱量は、省エネ法の値を使用する。
ガソリン
軽油
営業車両は算定対象外とする。又、移動用車両で構外の使用と特定できる場合も、算定対象外とする。なお、構内と構外の区別ができない場合は算定対象とする。
廃油 廃油から製造される燃料油(A重油相当)の排出係数は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」(以下、温対法という)の排出係数2.63t-CO2/klを使用する。
LPG LPGの供給事業者からの使用量が立方メートルで表示されている場合には、重量へ換算するために、LPG供給事業者に立方メートル当たりのトンへの換算係数を確認する。
供給業者への確認が困難な場合は、省エネ法定期報告書記入要領の換算係数を用いてトンに換算する。
都市ガス 気体燃料の正確な消費量を把握するため、計測時体積から標準状態体積へ換算する。補正されていないメータの計測時温度は、気象庁による観測データを使用し、その拠点の各年度平均気温の小数点第一位を四捨五入する。単位発熱量は、省エネ法定期報告記入要領の値を使用する。
電気 電気使用の排出係数は、環境省公表の電気事業者別の実排出係数を使用する。当該年度の値が公表されていない場合は直近の値を使用する。
工業プロセス 算定対象とする。
バイオマス 排出源として記入するが、カーボンニュートラルの考えから算定対象外とする。
少量排出源 JVETS ガイドラインの少量排出源に該当する場合には、算定対象外とすることができる。
①当該工場・事業場の排出量の0.1%未満の排出源
②工場・事業場の排出量が1,000t-CO2以上:
   当該工場・事業場に存在する排出量10t-CO2未満の排出源
 工場・事業場の排出量が1,000t-CO2未満:
   当該工場・事業場に存在する排出量1t-CO2未満の排出源
給湯用LPGボンベ、CO2ボンベ、アセチレンボンベ、非常用発電機、消火用ポンプ、CO2消火設備・消火器などで上記条件に該当する場合は、少量排出源として算定報告書に記入してもよい。

4. それぞれの拠点の算定報告書をYKKグループ算定報告書にまとめる。

5. 算定体制
・算定報告書作成者、算定報告書責任者が変更になった場合には、教育・訓練を実施する。
・エネルギー管理指定工場の場合は、省エネ定期報告書作成者を算定報告書作成者あるいは算定報告書責任者とする。

スコープ3算定方法

 スコープ3排出量は、カテゴリ別に以下の式で算定する。
 スコープ3排出量=「活動量」×「排出原単位」

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カテゴリ 算定方法
活動量 排出原単位
カテゴリ1 購入した製品・サービス 購入した原材料・資材の重量 原単位データベース※9 ※10 ※11 ※12
カテゴリ2 資本財 資本財の調達金額 原単位データベース※10
カテゴリ3 スコープ1,2に含まれない
燃料及びエネルギー活動
エネルギー(電気・燃料)使用量 原単位データベース※9 ※10
カテゴリ4 輸送、配送(上流) 省エネ法特定荷主輸送トンキロ 算定・報告・公表制度排出係数※13
カテゴリ5 事業から出る廃棄物 廃棄物種類別処理量 原単位データベース※10
カテゴリ6 出張 交通費支給額(出張) 原単位データベース※10
カテゴリ7 雇用者の通勤 交通費支給額(通勤) 原単位データベース※10
カテゴリ8 リース資産(上流) 賃借しているリース資産の操業に伴う排出はスコープ1、2に含めたため、カテゴリ8では計上していない
カテゴリ9 輸送、配送(下流) シナリオ設定による輸送トンキロ 算定・報告・公表制度排出係数※13
カテゴリ10 販売した製品の加工 出荷重量 自社加工工程における重量あたり原単位
カテゴリ11 販売した製品の使用 窓・ドア自体からの直接排出はないため、計上していない
カテゴリ12 販売した製品の廃棄 出荷重量 原単位データベース※10
カテゴリ13 リース資産(下流) 他社に賃貸していないため、計上していない
カテゴリ14 フランチャイズ フランチャイズ主宰者でないため、計上していない
カテゴリ15 投資 投資事業者、金融サービス提供事業者ではないため、計上していない
その他 上記以外で算定している排出項目はない

※9「カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム 基本データベースver.1.01(国内データ)」

※10「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベースVer2.6」

※11「LCIデータベースIDEA v.2.3」

※12「JLCA-LCAデータベース 2004年度 2版」

※13「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」(https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/

化学物質管理

2022年度PRTR法※12 対象物質収支結果(YKK AP単体)(単位:t ただし、ダイオキシン類はmg-TEQ)

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管理番号 物質名 取扱量 排出量 消費量 除去
処理量
移動量
大気 水域 土壌 事業所外 下水道
31 アンチモン及びその化合物 4.1       3.9   0.1  
53 エチルベンゼン 7.0 6.5       0.5    
80 キシレン 96.7 11.6       85.1    
87 クロム及び三価クロム化合物 1.6       1.5   0.1  
243 ダイオキシン類(mg-TEQ)   0.2            
259 テトラエチルチウラムジスルフィド 3.5       2.9   0.6  
277 トリエチルアミン 9.0 6.0 3.0          
691 トリメチルベンゼン 99.1 4.8     0.1 94.1    
300 トルエン 9.1 7.8       1.3    
309 ニッケル化合物 29.7   0.7   27.7   1.4  
355 フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) 333.7       331.7   2.0  
405 ほう素化合物 14.4   8.9   2.0   3.5  
412 マンガン及びその化合物 39.6       31.3   8.3  
438 メチルナフタレン 113.0 0.6       111.6 0.8  
448 メチレンビス(4,1-フェニレン)
=ジイソシアネート
160.5       158.7 1.4 0.4  
461 りん酸トリフェニル 7.0       7.0      
579 アルファ-アルキル-オメガ-ヒドロキシポリ[オキシエタン-1,2-ジイル/オキシ(メチルエタン-1,2-ジイル)](アルキル基の構造が分枝であり、かつ、当該アルキル基の炭素数が9から11までのものの混合物(当該アルキル基の炭素数が10のものを主成分とするものに限る。)に限る。) 3.3       3.3      
585 アルファ-(イソシアナトベンジル)-オメガ-(イソシアナトフェニル)ポリ[(イソシアナトフェニレン)メチレン] 46.8       46.8      
594 エチレングリコールモノブチルエーテル 24.0 21.5     0.2   2.3  
597 塩化直鎖パラフィン(炭素数が14から17までのもの及びその混合物に限る。) 3.0       3.0      
627 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 1.7 1.6     0.1      
731 ヘプタン 1.2 0.2     1.0      

※14 特定化学物質の環境への排出量等及び管理の改善の促進に関する法律

※15 青字は法改正により追加された新規物質です。

【算定方法】
  ・PRTR法で定められている第一種指定化学物質515物質の対象物質収支は各製造拠点での購買データや使用量を基に算定しています。
  ・取扱量が年間1t以上の物質データを記載しています。
   なお、PRTR届出量に達していない事業所の実績も含まれています。

【用語の定義】
  ・消費量:反応原料として消費する量、または製品に含有・同伴されて場外に持ち出される量
  ・除去処理量:場内で焼却・中和・分解・反応処理などで他の物質に変化させた量
  ・事業所外への移動量: 事業活動に伴って排出される産業廃棄物を、産業廃棄物処理業者に委託して場外に移動する量

※16 出荷高当たりのPRTR法対象物質排出量