社会

ステークホルダーコミュニケーション

基本的な考え方

YKK APは、地域に信頼され、社会に愛される会社であり続けるために、社員をはじめ、お客様、お取引先、地域社会などあらゆるステークホルダーの皆様と共働しています。必要に応じて対話の場を設け、業務の革新や商品の品質向上に役立てることで、企業価値の向上をめざしています。

また、当社が掲げるパーパス「Architectural Productsで社会を幸せにする会社。」に基づいた企業経営において、従業員、取引先、エンドユーザー、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、「マルチステークホルダー方針」を策定いたしました。

方針の詳細と具体的な取り組みについては、以下のリンクより参照ください。

各ステークホルダーとのコミュニケーション機会

※表の見切れている部分は横にスライドしてご覧になれます。
ステークホルダー ステークホルダーとの関わり コミュニケーションの例
お客様 より良い商品・サービスの提供
  • 生活者視点での商品価値の検証
  • お問い合せや要望内容に応じた電話・メールでのやりとり
  • ショールームを活用した商品・サービス紹介や提案
  • 全社共通のデータベース導入による品質管理の強化
  • メンテナンスにおける対応品質の向上と均一化
  • SNS、ウェブサイトなどを通じたタイムリーな情報提供
  • 台風や暴風雪などの災害が予測される際、公式SNSアカウントやウェブサイトなどで「災害への備え」に関する情報発信を行っています。タイムリーな情報発信により、安全・安心な暮らしに貢献します。
  • お客様相談室に寄せられたお問い合せ内容やご意見を社内関連部署と共有し、商品・サービスの改善に取り組んでいます。
  • 実際に商品を見て・触れて・感じていただける場であるショールームにて、お客様のニーズに最適な商品をご提案しています。
  • 商品による事故防止のため、公式SNSアカウントやウェブサイト、広告などを通じて定期的に注意喚起を促すことで、定期的な安全啓発に努めています。
お取引先 パートナーシップによる持続的なビジネスの取り組み
  • YKK APの業績・方針の説明
  • 商品企画や既存商品の改良・改善に向けた意見交換
  • プロユーザー向け技術提案施設の運営
  • お取引先の皆様に向けて、「方針説明会」を全国各地で毎年開催し、業績や年度方針を説明しています。
  • 窓リフォームを扱うMADOショップとともに、商品企画や既存商品についての意見交換や検討を行い、商品の改良・改善につなげています。
  • プロユーザー向け技術提案施設「パートナーズサポートスタジオ」を、黒部荻生製造所内で運営。2024年で開設6年目を迎え、来館者数は5,000人を達成しています。
サプライヤー
協力業者
サプライチェーンにおける社会的責任の推進
  • 活動総括とYKK APの業績・方針の説明
  • YKK APの開発・生産・供給・購買方針の説明
  • 施工技能者の育成や施工技能の伝承
  • サプライヤーの皆様に向けて、「調達方針説明会」を毎年開催し、業績や方針説明を行っています。2020年度からはWEB配信も活用しながら、より多くのサプライヤー様に説明の機会を設けています。
  • ビルのサッシ・カーテンウォール施工専門事業者で構成される「YKK APグループ施工協力会」と共同で、「施工技能修練伝承塾」を2拠点で開校する他、エクステリア業界の施工技能者不足の解決をめざし、施工技術研修所「DO SPACE」を国内3拠点で運営しています。
地域社会 企業市民としての社会的責任の推進
  • YKK APの業績・方針の説明
  • 安全な操業や環境・騒音への配慮
  • 地域に根差したボランティア活動や環境保全活動
  • 次世代教育支援
  • 有資格社員が業務で培った技能を活かし、地域の実技技能講習にて講師を務めることで、地域企業の発展や技術者育成に寄与しています。
  • YKK APインドネシア社では、2015年からタンゲラン地区の関連政府機関や農業パートナーと協力し、マングローブの保全に取り組んでいます。これまでに計31,000本の苗木を植樹してきました。
社員 経営との対話と社員持株会
  • 経営方針説明、業績報告
  • 経営理念の浸透と実践の推進
  • 社員持株会による社員の経営参加
  • 経営と社員の対話の機会として、車座集会を各地で実施しています。2023年度は国内外の34拠点で計41回開催し、400名以上が参加しました。対話で得られた社員の意見をさまざまな施策に反映させています。
  • 「株は事業の参加証」というYKK創業者吉田忠雄の経営思想のもと、「YKK恒友会」(社員持株会)を設置し、有資格者の約80%が参加しています。年2回開催される集会では、経営実績の報告や質疑応答などが行われています。
商品による事故防止をウェブサイトで啓発

商品による事故防止をウェブサイトで啓発

パートナーズサポートスタジオ

パートナーズサポートスタジオ

2023年に九州製造所内に新設した「DO SPACE 九州」

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