台風などによる暴風、飛来物から窓を守り、被害の拡大を防止・軽減する窓シャッター
「耐風シャッターGR」が「第4回 フェーズフリーアワード」オーディエンス賞を受賞
日常時は防犯対策、断熱・防露性能の向上、遮光・遮音性能の向上などに寄与
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は、「第4回 フェーズフリーアワード」(主催:一般社団法人フェーズフリー協会)において、台風などによる被害の拡大を防止・軽減する窓シャッター「耐風シャッターGR」が入選し、入選対象の中から一般投票によって選ばれる「オーディエンス賞」を受賞しました。
フェーズフリーアワードは、「いつも(日常時)」と「もしも(非常時)」の垣根を越えてどんな状況でも役に立つような商品・サービスを表彰するもので、2021年より開催され今回で4回目となり、YKK APは初めての受賞となります。
今回オーディエンス賞を受賞した「耐風シャッターGR」は、台風時などには暴風に耐え、飛来物から窓を守り、台風による被害を最小化でき、日常時は防犯対策、断熱・防露性能の向上、遮光・遮音性能の向上などにつながる商品で、多様な機能性を評価されました。
YKK APは今後も、災害対策と快適な生活を両立する商品やサービスを提供し、フェーズフリーな社会の実現に貢献していきます。
【受賞概要】
事業部門 「オーディエンス賞」:家を守り、快適にする「耐風シャッターGR」
台風で窓ガラスが割れて室内に雨風が吹き込むと、飛来物が室内に入り込み、散乱したガラスが凶器になります。そのため、近年大型化・広域化している台風時の対策では“窓をむき出しにしないこと”が重要で、風圧に耐える「強風対策」とガラスの割れ・飛散を防ぐ「飛来物対策」が必要になります。この両面を兼ね備えているのが「耐風シャッターGR」です。風速62m/s時に風に引っ張られる力(負圧)に耐えることが可能な耐風圧性能1,200Paと、重さ2kgの木材が時速44kmで衝突しても、シャッター部によって窓ガラスへの直接の衝突を防ぎガラス割れを防ぐ飛来物の衝突性能を確保(※1)し、防災・減災効果を発揮します。
<フェーズフリーなポイント>
シャッターは、台風などの非常時に家を守るだけではなく、日常時は防犯対策、断熱・防露性能の向上、遮光・遮音性能の向上などにもつながり、住まいをより快適にすることができます。例えば、シャッターを設置し窓の間に空気層を作ることで断熱性能が高まり、室内を快適な温度に保つことで冷暖房費の節約にも貢献します。また、シャッターを閉めると室内を真っ暗にすることができ(窓のみの状態に比べて98.6%の照度を削減)、屋外の騒音をカットする遮音効果もあるため、睡眠に適した静かな環境を作ることもできます。さらに、「耐風シャッターGR」の中でもシャッター本体を構成するスラットとスラットの間を開閉できる「リモコンスリットシャッターGR」であれば、シャッターを閉めたままでも採光・通風ができ、ほどよく視線を遮りながら、光と風を入れることができます。
商品詳細:https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/window/windproofshutter_gr
<審査委員からの講評コメント>
気候変動によるリスクが高まる中、豪雨や強風、飛来物から窓ガラスを守り、建物や住む人の安全を確保できる窓シャッターという提案は、非常時に役に立つことは理解しやすい。この窓シャッターが、断熱性や遮音性、防犯機能により、日常時の快適で安心な住環境も提供している。しかもリモコン操作によって、ブラインドの様にプライバシーを守りながら換気したり遮光できるなど(※2)、これまでにない便利さも兼ね備えている。そもそも防犯性・防災性の高いシャッターを非常時のみならず日常時の豊かな暮らしまで実現した、まさにフェーズフリーな窓シャッターだと言える。
【参考情報】 フェーズフリーアワードとは
「フェーズフリー」とは、ふだん身のまわりにあるモノやサービスを「日常時」と「非常時」というフェーズ(社会の状態)からフリーにして、いつもともしもに関わらず生活の質を向上させ、私たちの生活や命を守ってくれるものにしようという新しい考え方です。非常時のための特別なものではなく、日常時にも非常時にも活用できるモノやサービスを利用することによって、誰もが安心して豊かに暮らせる社会を作りたいという想いから生まれました。
フェーズフリーアワードは、「フェーズフリー」のコンセプトによって、「災害による被害が起こりにくい、安心して豊かに暮らせる」社会を実現していくための活動の一つです。プロダクト、サービス、ファシリティなどあらゆるものを対象として、フェーズフリーの特性を評価し顕彰します。
https://aw.phasefree.net/
※1:エピソードⅡ NEO/NEO-Rの場合。建築ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法で、JISガラス試験Cランク相当を確保(JIS R 3109)
※2:「リモコンスリットシャッターGR」のみに該当。「リモコンシャッターGR」および「手動シャッターGR」は該当しません。
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