非木造用基幹商品「EXIMA」シリーズに高い断熱性と防露性を両立した
アルミ樹脂複合窓「EXIMA 55」発売
JISグレードを超えたワンランク上の性能を実現し、集合住宅の快適性を向上
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は、中高層建築物にも対応するアルミ樹脂複合窓「EXIMA 55(エクシマゴーゴー)」を、9月30日(予定)に発売します。
「EXIMA 55」は高い断熱性と防露性に優れ、さらに、JIS基準を超える高い耐風圧性および水密性を確保しています。当社従来品の低層集合住宅向けアルミ樹脂複合窓「エピソード NEO-LB」に加え、新たに「EXIMA 55」を発売し、低層から中高層までの集合住宅や施設などへ高断熱窓の普及・浸透を図りながら、快適で健康的な空間を提供します。
カーボンニュートラル実現に向け、2023年には共同住宅等の断熱等性能等級6・7が創設され、2030年には省エネ基準がZEH水準に引き上げられる予定です。また、2050年には既存住宅も含むストック平均でZEH水準を目指す方針が示されるなど、建築物の高断熱化に向けた取り組みが進んでいます。こうしたニーズに対応するため、非木造用基幹商品「EXIMA」シリーズに、中高層建築物にも対応するアルミ樹脂複合窓「EXIMA 55」を発売します。
室内側には、外の暑さや寒さが伝わりにくく、結露の発生を抑制する樹脂フレームを採用。室外側には強度に優れたアルミを採用し、ビル用の窓に求められる高い耐風圧性と水密性を実現しました。さらに、さまざまなビル建築へ調和するデザイン性も兼ね備えています。このアルミと樹脂の複合構造のフレームとLow-E複層ガラスを組み合せることで断熱性と防露性を両立し、快適な住空間を実現します。
YKK APは、アルミ樹脂複合窓「EXIMA 55」の発売により、中高層建築物を含む窓の高断熱化を図り、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
<主な商品特長>
●アルミと樹脂の複合構造のフレーム+Low-E複層ガラスによる高い断熱性と防露性を実現
●高い耐風圧性と水密性により、広い地域で対応可能
●さまざまな建築用途で採用いただける操作性、安全・安心への配慮
【商品特長】
■アルミと樹脂の複合構造のフレーム+Low-E複層ガラスによる高い断熱性と防露性を実現
アルミと樹脂の複合構造のフレームにLow-E複層ガラスを採用し、断熱性H-6(Uw1.9 W/㎡・K)(※1)を実現します。フレームの室内側は熱が伝わりにくい樹脂素材により、高い防露性を発揮。窓辺の冷気を抑え、室内空間の快適性を向上します。
■高い耐風圧性と水密性により、広い地域で対応可能
JIS耐風圧試験の最高等級S-7(3600Pa)を超える4500Pa、JIS水密性試験の最高等級W-5(500Pa)を上回る1000Paを確保しています。台風の多い地域や湾岸エリアなど、気象条件の厳しい立地条件でも安心してご使用いただけます。
■さまざまな建築用途で採用いただける操作性、安全・安心への配慮
引違い窓と片引き窓には、窓を開ける力を軽減するサポートハンドルやサポート引手を設定。サイズが大きく重たいテラス窓もスムーズに操作できます。また、居住・非居住にかかわらず、さまざまな人に安全に安心してお使いいただける部品を用意しています。引違い窓の開閉時に指はさみを防止する「指はさみ防止ストッパー」や「開口制限ストッパー」、たてすべり出し窓には身の乗り出しに配慮した「セーフティストッパー」などを設定します。
【引違い窓】
【たてすべり出し窓】
【商品概要】
商品名 | 「EXIMA 55」 |
材質(フレーム) | アルミ+樹脂 |
窓種 |
引違い窓、片引き窓【外動タイプ】、FIX窓、 |
基本性能 |
耐風圧性S-5(2400Pa)・S-6(2800Pa)・S-7(3600Pa)、4500Pa |
参考本体価格(※2) |
サイズ:幅(W)1,700㎜×高さ(H)2,000㎜ 154,200円 |
発売地域 | 全国 |
発売日 | 2024年9月30日(予定) |
受注目標金額 | 2025年度:50億円(「EXIMA 55」が採用された物件全体) |
※2:ガラス代・現場搬入費・取付費・消費税は含まれません。
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